コロナになったおかげ、って言うと病気になってよかった。と誤解を招いてしまいそうですが、ならない方がいいに決まってます。
そこは前提で、なってしまった後、気づいたことがいくつかあったので、忘れないように書き残しておこうと思う。
まず、わたしが隔離されると言うことは、普段わたしの抱えているすべての業務が止まります。それはちょっと人と違うと思ったので、わかりやすく言うと、
- 子供の弁当作りと学校までの送迎
- 学校からの連絡チェック、学校とのやりとり
- 家の中の家事ほぼ全部(洗濯、掃除、ご飯、アイロンなど)
- 家計管理(支払い、集計)
ここまでは多分よくある仕事と言うか、一般的な家のこと。
仕事もしてるので、担当を持っているわたしは休んでいる間の担当場所が止まってしまします。でも、家のことは家族も結果的に濃厚接触者で休みなので、旦那さんが家事全般をしてくれます。仕事のことに関しても、上司がだいたいのことをやっててくれます。
違うのはここからです。
- 実家の管理(家計管理してるため支払いなど)
- 母親の施設からの対応
- 父親の病院からの対応
とざっくり3つ書きましたが、ここが一番負担になってました。
でも、わたし一人しかいません。誰かと協力ができない。だから、すべて一人調整です。
ずっと気が張ってたのは確か。
わたしが倒れたら誰が管理するの?
わたしに何かあったらどうしよう・・・
あまり考えないようにしてても、潜在意識に残ってしまう。
わかってるけど、正直疲れてもいる。
確かに少し休みたいな~って思ったりしました。
親のことで考える内容の重さ。過酷さ。
そこに精神的な負担がありました。
パートナーに頼るのが普通だと思われるけど、男だから強いってことはないです。旦那さんの方が弱かったりもします。確かにその辺を理解してくれたらとっても楽なのはわかる。
でも、やるのは自分。実家のこと決めるのもわたし。
コロナになってから思い出しました。
かつて私が強かった時代があったこと。
若い頃のわたしの方がまだマシだったこと。
何より今初めて負担抱えてるように感じてるけど、前にも似たようなこと経験してる。って感覚で思い出した。
やっぱり人間辛いこと経験してても忘れている。
ある意味「ゆっくりしたい」と言う願いはこんな形で叶ってしまった。
療養期間が終わるまでにたっぷり時間があるから、その間にゆっくり今後の生活スタイルやわたしの生き方のスタイルを決めればいい。
いい意味で人生の分岐点。