もう何年もずっと付き合っている女友達がいる。
十代の頃からなんとなくずっと続いているから結構長い。
ここまではよくある関係だけど、そのメンバーがただの同級生でもなく幅広いからおもしろい。
しかもなぜこのメンバーが集まって、このメンバーで今も続いているのだろう?
当時から知ってる人は不思議そうだ。きっとみんな不思議に思っていること。
ただなんとなく言えるのは、みんな似たような環境で生きてきたのかなってこと。
友達って類は友を呼ぶってよくいうけれど、ここまで幅広いとずっとどうなのかなって思ってた。けど、やっぱりどこか似ている。というか、みんな似ている。
年をとればとるほど、それを実感した。
だからこそ、今でも毎年忘年会をするのだろう。
若い頃は当たり前のように同じメンバーでよく集まっていたのに、段々集まる回数が減り、今では年に2回忘年会と新年会だけになった。
結婚のタイミングもバラバラで、子供を産むタイミングも全然違うから子供の年齢も全く違う。そこからいつしか会う回数も減っていったのだろう。
だけど、こうして毎年忘年会したり新年会をする。よく集まっていた時から知ってる人はすごくめずらしそうに長い付き合いだよな~って言う。
みんな変わらないし、会えばずっと長い付き合いだからこその安心感がある。きっとこのメンバーとはこの先もずっと付き合っていくのだろうという確信もある。
不思議だけど、普段は会わないけど、このままこの関係はずっと永遠に続くというなぜかわからない確信がある。
こんな風に付き合える人たちがいるわたしは幸せだなって改めて思った。
過去には本当に色々なことがあったのに、みんな過去は過去今は今・・・なのだ。
これからもまた、メンバーには色んな人生があるだろう。
どんなことがあってもきっとみんなで助け合える。
そんな風に思えた今年は改めて幸せを感じた。