ずっと忙しくて、考えてるようで実は考えてない。
多分、誰でも感じていること。
わたしもついこの間まで、少し考えただけで考えたつもりになってた。
でも、深堀りしたり〝そもそも〟を考える時間を意図的に作ると、うまく言葉に表せない何かが確実に自分の中で変わった。
まず、〝そもそも〟は普段人の考えに流されてるようなことが、そもそもどこからきたのか? どうしてそう言ったのか? などを根本から気になること。
何を基準に言っているのか? どこからの情報なのか?
これを探ると意外に本人も気づいていないことがたくさん出てきます。例えば、本人はまわりからこう思われている、と勝手に思ってる。けど、誰かに言われたのかと聞くと言われてはいない。じゃあなぜそう思ったのかを聞くと、そう思われてると思うから。
そう、本人が思われている、を自分で作っていたんですね。
そこから、その思われてる状況を聞きます。どういう状態なのか、まわりとの距離感、まわりとの関わり方。そこを深く聞いていくと、途中で話してる本人も段々自信がなくなるのか話すスピードも落ちる。考え直す。
言われてみれば、勝手に自分が思ってただけかもしれない。と気づく。
ここまで十分考えないとたどり着けなかったと思います。
人の話を深く聞けるようになった。話してる本人も気づいてなかったことに気づける。
今までのわたしなら、そこまで聞かないし本人がそう思ってるならそれでいいと流してたと思います。
考える時間があって、きちんと根本が見えるってすごくないですか。
そこまで当たり前にするには、もっと考える時間と余裕が必要だと思う。けど、少し時間を作るだけでも自分で自分の見方がかわったことに気づきます。
わたしの場合は、人と会うときなんとなく会って、楽しく会話できればいい。くらいの感覚だったものを深く考えて、何を話すと楽しいのか、まず会話の内容も想像します。そして、お互いの居心地のよさを追求します。
人は話を聞くより自分の話を言いたい。
今までは結局自分の話をしてしまった。相手の話し聞けてなかった。やってしまった。なんてことはしょっちゅうでした。
だけど、今は相手の話に集中してきちんと聞くことができているのではないかと。昔よりは。
まず、段々人の話を聞きながらなぜそう感じてるのか、などを探ることが楽しくなったのです。だから聞いてるだけでも十分楽しめる。そこがだいぶ今までとは違う。
多分、今までは本当にただただ話を聞いてるだけで、聞きながら深堀りどころか私ならこうする、私の考えは・・・ って感じになってたと思う。
逆にそのまま相手の感情に合わせるだけとか。
もちろん、その方がいい場合もある。
ただ、今のわたしはそこで終わるような会話を望んでないだけ。
だからこそ、今は同じように感じてる人と会いたいと思う。
考えることを途中で諦める人とはきっと楽しめない。
考えることをとことん追求すると、意外な一面を知れたりする。意外と自分と同じ感覚があったんだと気づく場合もある。そんなことが増えるから楽しくて仕方ない。
考えるって面倒くさいからなるべくならやりたくない。その気持ちはわかる。けど、途中でやめてしまった人は結局そこでとまっちゃう。
わたしは考えることを日常化して楽しく人と会話がしたい。(*^-^*)