愚痴がくせになってる人の愚痴を、一度でも「うん、うん」と聞いてしまうと、愚痴る人から「この人は永遠に聞いてくれる人」と言う誤解を招く。
それをわかってない「優しい人」は、「聞いてあげよう」と思うんですよね。
その優しさを更に求めるようになります。
そうなると、永遠に一方通行の会話になるので、どんどん聞いてる方が辛くなるだけ。
なのに、「優しい人」は聞いてしまうから厄介なんです。
優しすぎるために、聞きすぎて自ら負担がかかってきても気づかない。
これでは押しつぶされてしまいます。
愚痴を言うことが癖になってる人は、自分のことしか考えてません。
聞いてくれる「あなた」の存在なんて、これっぽっちも考えてません。
わたしも過去、ずっと聞いてる時期ありました。が、この人は聞いてるわたしに対してどう思っているのだろうか?
と思い、そのまま聞いてみると、「何も思ってなかった」と言いました。
そうです。
愚痴を言う人は言って本人が満足してるだけで、「聞いてくれてる相手」に対しては意識がない。
それと同じで、「聞いてあげてる」とどこかで思ってる優しい気持ちも、結局は「上から目線」になります。
だって、「聞いてあげてる」だから。
じゃあ、どうしたらいい?
わたしは、愚痴ることが癖になってる人の愚痴は聞きません。
「この人は聞いてはくれない」
と思うと、全く言わなくなります。
聞いてくれるリストから外されたんですね。
そして、その愚痴りたい人たちは、新たに聞いてくれそうな人を探します。
そうなんです。
本人が意識して、変える努力をしない限り、新しく聞いてくれる人を永遠に探し続けるだけ。
それは、その人がやることでその人の勝手。
聞いてあげられなくてごめんね。なんて思う必要もないんです。
逆に聞いてあげて何かが変わりますか???
なんにも変わらないんです。
すべて、本人次第だから。
だからこそ、勘違いはしない方がいい。
あなたのため、だから。