人は知らず知らずのうちに、楽観か悲観かどちらかの見方に偏っています。
大切なのは、両方を理解して柔軟性を養うこと。
常に自分自身を客観的に見ることができれば、「今、自分は楽観的にものごとを捉えてるな」逆に「マイナス思考になっている悲観的になっているな」など、落ち着いて理解することができます。
絶対に正しい。と思ったことでも、ものごとの裏側をみると違った見方が見えてくる。
偏る、と言うことは、表側だけを見ている。そのため、必ず裏側もみるように努力します。思考のトレーニングですね。
そうすると、複数の立場にたって考えられるようになります。
考え方が違う人がいても、「そんな考え方もあるんだな」と理解します。
ものの見方が一つのときは、深く考えることもできません。だから、発想力も低い。
あらゆる立場にたって、ようやくアイディアが浮かびます。
これは人間関係にも使えると思います。
例えば、批判されてる人が職場にいた場合、複数の人間は批判している。逆に見るとどうだろう。その批判されている人の立場にたって考えてみると、その人の意見が見えてきます。否定した意見ばかりを見るのではなく、肯定も見てみる。
他にいい方法が見つかるかもしれない。視点が見つけやすくなります。
誰にも相談せず、一人でものごとを解決しようとしても、アイディアはそこまで出てきません。
人の意見を聞くと違った考えが出てくるかもしれない。
生きてきた環境でも考え方って変わる。年をとるともっと変わる。その人の立場でも変わってきます。それだけ色々な考え方があるってことですよね。
複数の人が同じ意見で一致しているからと言って、必ずしもそれが正しい、とは限らない。でも、反対意見を出すことは、思った以上にエネルギーを使うため疲れます。特に何も意見がなければ、賛成しますよね。
感情的にならずに冷静に考える。賛成の理由と反対の理由を自分で考えてみる。そうすると、他にいい方法はないのか、探すことができます。
世の中にはさまざまな考え方があります。偏った考え方をしていると、そこに気づくことができません。一つのことを、あらゆる角度から見る。一つの問題をいろいろな方向、立場から眺めて考える。
そうすることで、理解力がどんどん上がります。
まわりにいませんか?なぜか理解力が高い人。きっとさまざまな角度からものごとを見ている人だと思います。
さまざまな角度からものごとを見る。習慣化したいですね。