~人生はすべて自分で決める~

楽しいことを習慣化してすきなことやものに囲まれて暮らす日常を目指します!

親が80歳を超えてきて、ようやく心にゆとりがうまれた

 

かなりネガティブでマイナスの記憶しかないくらいの母親。

 

 

いつも愚痴の聞き役をされていた。

 

 

会話の内容なんてほぼほぼすべてがマイナス。

 

 

ずっと安定剤を飲んでいて、今も薬が手放せない。

 

 

もう何十年も薬を飲んでいる。

 

 

そんな親を見て育ったからこそ、反面教師にした。

 

 

最初は親せきやまわりに、女だから母親に似る。

年齢を重ねたら、娘は母のようになる。なんて言われてた。

 

 

わたしは「その真逆を必ずいく」と決めた。

 

 

母とは逆の思考を身に付け、一緒にいる時間もなくし、距離を置く。

 

 

日が経てば経つほど、すべてが合わなくなる。

 

 

そうすると、母も諦めがついたようだ。

 

 

娘には娘の家族がいることに、ようやく気付いたらしい。

 

 

最近は、労いのような言葉を言うようになった。

 

 

「ごめんね」と言う言葉も。

 

 

「ありがとう」って言ってくれる?と毎回お願いするけど、そこだけはどうしても直せないらしい。

 

 

どこで身に付いたのか、かわいそうな自分を見せることで、人から構ってもらえる。と言う思い込みが強い。

 

 

それも、心を許している相手にだけ見せる態度。

 

 

その態度がずっと長年、わたしに向けられた。

 

 

今でも時々向けられるが、すべて他の人に相談するので、昔ほど言われなくなった。

 

 

若い頃のわたしは、その母から向けられる態度が嫌過ぎて、ただ逃げることしかできなかった。

 

 

今は、まわりに相談して、みんなから本人にも伝えてもらえるような環境を作っているので、だいぶ変わった。

 

 

過去の嫌な思い出をずっと言っていたけれど、それも年齢的に忘れたらしい。

 

 

最近の出来事も、記憶の中から取り出すのに時間がかかる。

 

 

ここまできて、ようやくゆっくり関わることができると実感した。

 

 

相変わらずよくしゃべるが、内容が昔のように愚痴だけではないのでまだ聞いていられる。

 

 

このまま元気で100歳まで生きてほしい。

 

 

それが今の願い。