仕事で失敗したら、どれくらい落ち込みますか?
人によって引きずる時間は違います。
ポジティブな面を多くもっていれば、引きずる時間も短くなるでしょう。
逆に、ネガティブな面が多ければ切り替える時間が長くなる。
ただ、気を付けなければいけないのは、「なぜ、失敗をしたのだろうか」。。。
と言う面をきちんと解決したのかどうかの問題。
ものごとの本質をちゃんと受け止めてから次にすすむ。
そこを当たり前にやってると、ちょうどいいバランスで切り替えることができます。
多くの場合、この辺のバランスでつまづいている気がします。
ポジティブになるのはいいけれど、開き直っただけになっているとまた、同じことを繰り返す。
次はこうしよう、をいくつか考える力を身に付けると、少し時間がかかっても同じことは繰り返さないと思います。
行動が切り替える能力を早めてくれる
例えば、人間関係で悩みがある場合、その相手と会うのが怖い。話すのが怖い。
そんなとき、ネガティブが強いと会えなくなります。
そこを、思い切って会う、と言う行動をとってみる。
もちろん、会えなくなった理由にもよりますが、会う、話すと言う行動をとってみると、全く会えないときと比べて少し気持ちが楽になったりします。
こうして、何度も何度も同じように思い切った行動をとると、「免疫」ができます。
だから、切り替え力はどんどん早くなる。
頭の中で「次会ったら何を話せばいいんだろう」「どんな振る舞いをするべきなのか」色々考えると思います。
会う前に、いくつかのシチュエーションは思い浮かべます。
別に顔を合わせて、相手の状態次第でこっちの振る舞いをかえてもいいんです。
意外と自分が思っているより、相手の態度は普通かもしれません。
行動に移すことで、ポジティブに捉えられるようになり、いくつかの場面を想像できるようになる。
あとは、段々「どうでもよくなる」か、その人とのことを「まだまだちゃんとしたい」と思えるのか。
気持ち次第での行動が続くと思います。
切り替える能力が高い人は、そんな小さな行動をたくさんしてます。
何も考えずにただ行動するのではなく、一応いくつかの想像(深堀り)などしてます。
わたしは仕事で気になることがあると、次同じようなことがあればどうすればいいのか、をいくつか考えます。これだけで、次に備えてるため気持ちが落ち着きます。
そこも考えずに開き直ったりすると、ネガティブが強くなる原因になります。
単純にポジティブならいい。ってわけじゃありませんよね。
ネガティブにきちんと向き合うことで、次から次へとバランスよく気持ちは切り替わります。