どのくらいの頻度でまわりの人たちに目を向けているのか。
と聞かれたら、ほとんど向けていない。
しかも、どこかを歩いているときに、相手が自分に気づいていながら突然向きを変えたり、携帯電話を触り始めたりしたら嫌な感じになりませんか。
関係性にもよるけれど、できれば合図くらい軽くするだけでも、だいぶ気持ち的には変わりますよね。
知っている人なら、遠くから会釈したり、それ以上の関係性なら手を挙げる。それだけでも、相手に意識を向けていることになる。
人に目を向けて心を通わせると、相手の人生も自分の人生も豊かになります。
ちゃんと存在する。相手が見えている。
声をかけられた方も、気分がよくなり、自尊感情を高められる。
ただ、慣れるまでは正直うまくできませんでした。
わたしの場合は人と接する機会の多い職場なので、毎日自分から目を合わせるように心がけることを続けます。
目が合った瞬間はなるべく逃さない。すぐに会釈。そうすると、向こう側から歩いてくる相手は、合図されたことをすぐに感じとることができる。
これを習慣化すると、例え無視されたり合図を返してもらえなくても、慣れます。
最初の頃は返してもらえなかったらどうしよう。と考える。でも、習慣なので返しがなくてもどうでもよくなってきます。
知り合いに限らず、お店ですれ違う人、エレベーターで一緒になった人。運転中でも車の中でお互いに譲り合いながら、軽く会釈する。それだけでも相手に意識を向けて確実に存在を認識していますよね。
それだけでなく、ちゃんと相手の目を見る。今まではそこまでしていなかった。やったつもりになっていました。
「相手の存在に意識を向ける」と言うことは、ちゃんと目を見て存在確認までしていると言うこと。